墓場まで持って行く…って 

  • 2014.09.23 Tuesday
  • 21:46

「墓場まで持って行く」という表現があるが…
 
ウクレレさんの認識では、
 
「他人に知られてはまずい秘密を
    自分が死んで墓場に行くまで守る」
 
ということだと思っていたのだが…
 
先日、テレビを見ていて、

ある世界的な大会(ロボコン)で準優勝し、
インタビューを受ける中で、

「この喜びを墓場まで

    持って行きます!」

 
とコメントしていた若者がいた…。
 
 
うん?
 
「墓場まで持って行く」って、そんな喜びを表すのに使うのか?
 
「人に知られてはいけないような秘密を守る」という意味であって、
あんな公衆の面前で「墓場まで持って行きま〜す!」なんて公言したら、
秘密でもなんでもなくなっちゃうじゃんか…。
 
その番組でも、とくに訂正するでもなく、突っ込むでもなく、
フツーに放送されてたので、
 
「あれ?俺が間違ってるのか?」
 
と不安になったよ…。
 
言葉って変わっていくものだって言うけど…
 
「墓場まで持って行く」の間違いはどうも看過できないな〜。
 
そういうウクレレさんも、最近まで「穿つ」の意味をはき違えてたんだけどね…
 
「穿った見方」を
「ちょっと斜に構えてみる、色眼鏡で見る、疑ってかかる、邪推する」
と思ってたのだが、
 
「穿つ」には「人情の機微に巧みに触れる、物事の本質をうまく的確に言い表す」
といった意味があるので、「ものごとを的確に言っている」という意味なんだよね。
 
ただ、「詮索を含むものの見方」という見解もあるので、
それが、多少事実とは異なっても、その人が真相はこうなんじゃないかと推理して
話すということから、「邪推」とか、「偏見」とかといった意味になってしまって
いるのではなかろうか…。
 
「的を射る」も最近知って直した。
 
「的をえた言い方だ。」のように使っていたのだ。
 
正しくは、「的をいる」なんだよね。
 
文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、
本来の言い方である「的を射る」を使う人が52.4パーセント、
間違った言い方「的を得る」を使う人が40.8パーセントという結果が出ている。
「コトバンク」から引用。 

 
もう、ほぼ半々なんじゃん…
じゃ、これは、時間の問題で、もう少ししたら「的をえる」が
正解なんていうことになってるかもね…。
 
「悪貨は良貨を駆逐する」っていう故事があるけど、
どんどん誤用が広がり、いつのまにか、正しき言葉が敗退していく…
 
でも、まぁ、そうやって新陳代謝してんのかな…
 
「言葉は生きている」というのはそういう意味なのかもしれないね。
そもそも生きている人間の口から発せられるのだから。
 
JUGEMテーマ:コトノハ
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