視聴率って…

  • 2016.05.25 Wednesday
  • 01:12
「そろそろ視聴率について考えなければならない時期に来ている」という論調を
よく聞きますが…

一向に変わらないのはなぜなんだろうか…

今だに、「ドラマの視聴率が最低を更新」とか、そういった類の記事がたくさん
出回っていますよね…

記事を書く人たちも、そろそろそういうのやめにしたらいいのにね…

ウクレレさんは、今、「ラヴソング」を見てるし、「OUR HOUSE」も
見ています。

この2つのドラマは特に「視聴率」としては、奮ってないのかもしれません。

しかし、それと、ドラマの「クォリティ」とは全く関係ないと思うんですよね…。

「視聴率」のことばかり言う記事に限って、「視聴率」が最低だから、ドラマの質も
悪いかのような論調になっている…。
で、「なぜ視聴率が低いのか?」というあらさがしに終始する…。

ウクレレさんは評論家でもないし、TVドラマに詳しいわけでもないし、

ホントに単にTVドラマが好きで見ているだけなので、たいした反論も
できませんが…

あまりにも、視聴率一辺倒の記事が薄っぺらで表面的すぎやしませんか?
って思うんですよね…。

「ラヴソング」 で言えば、福山さんは言うまでもなく、出演している
俳優さんはどなたも素晴らしいし、ストーリーだって悪くない。

23日放送の岡村さんには気が付きませんでしたが…

とくに藤原さくらさんは、はじめてのドラマでいきなり「月9」という
歴史ある舞台に立ち、かつ、名だたる俳優さんたちの前で体当たりで
よくやっているな〜と素直に感動しましたよ…。

しかも、「吃音」を克服したいという難しい役どころという、
はじめてドラマに出演する人にまかせるには、あまりにもリスキーな配役…

そんな予想を圧倒的に覆すパフォーマンスですよね…。
歌も素晴らしいし…。

そんな凄いことが起こっているドラマなのに、
「はい、はい、今週、またまた視聴率が最低を記録ししちゃったね〜!
残念ですね〜可哀想だね〜」みたいな軽いノリで書かれている記事をみるたびに
(見なきゃいいんだけどね…)何とも言えない空しさと悔しさがこみあげます…。
そういう記事を書いている人って、どんな精神状態なんだろうか…
「してやったり!」ってところなんだろうか…。

「行列ができる店」だけが名店とは限らない。
あまり人目につかないけど、なんて素晴らしいパフォーマンスをしているんだ!
というお店はたくさんあります。

だから、「賑わっている」ことだけで何もかも決めていくと、
そのうち、全く選択肢のない、つまらないものばかりになってしまうんじゃ
なかろうかと危惧するんですよね。

「真田丸」も見ていますが、大河ドラマも、ここんとこ、幕末か、戦国か、
という2択になりつつありますよね…
日本の歴史って、もっともっと多様性があって、興味深い時代があって、
バラエティーに富んでいるのに…。

例えば、2012年の「平清盛」もウクレレさん的には、とても楽しく視聴
していましたが、「わかりにくい」とか… 「画面が汚い」とか…
物事の本質からかけ離れたところで評価が決まってしまうという…

制作サイドは意欲的に平安時代末期の虚無的な風潮に取り組んでたと
思うのですけどね…

戦国か幕末以外は扱いづらくなっていますよね…
そうなると、結局、視聴者の選択肢がなくなってくる…。

食べ物も、好きなものばかり食べてたら体を壊しますよね。
できるなら食べたくないけど、体のためには食べなきゃね…ってものも
あると思うんですよね。

「真田丸」はとても素晴らしいと思っているんですよ。 
毎回毎回、どうなるんだろうってワクワクするし、
三谷幸喜さんならではのクスッとなるシーンなどが随所にあるかと思えば、
三谷さんの歴史に対する造詣の深さを感じるような、深い意味だな〜って
感じるようなシーンもある。
人味違った大河ドラマだな〜って思います。

けれども、来年は「井伊直虎」でしょ? 
しまいにゃ、毎年「戦国時代」なんてことになりかねない…。

そうなったら、「野菜はキャベツさえあればいいんでしょ?」みたいな八百屋と
同じことになりますよね…。

そんな八百屋しかなくなったら、消費者は不幸極まりないですよ…。
レタスもあり、きゅうりもあり、もやしもありってなるから毎日の食卓が
豊になるんじゃないのかな…。

ウクレレさんとしては、もっと鎌倉時代とか、大和時代とか、
幅広い時代から取材して欲しいんですよね〜。
室町時代だって、あらゆる意味で面白い。 

1991年に「太平記」を放送しましたが、2016年の今の時代の俳優さんが
やったら、また違った角度で面白くなりそうですよね〜。

1994年には「花の乱」で日野富子の生涯と、応仁の乱が放送されましたが、
日野富子の歴史的評価も変わってきているそうなので、あらためてやって欲しい…。

歴史的評価の変遷で言えば、江戸時代の「田沼意次」とか、実は経済的には
進歩的な政策を実行していた!という評価になっているそうですし。

しまいにゃ、「聖徳太子」なんて、実はいなかった!なんていう話もあるし…。
そんな変遷があったからこそ、あえてドラマの主人公にしてみて、
本当はこういうことだったんじゃないの?みたいなシミュレーションを
してみても面白い。
 
もしくは、1年間持ちそうにないなら、例えば、女の歴史シリーズみたいな
企画で、オムニバス形式で春の季節は「淀殿」、夏は「卑弥呼」、秋は「北条政子」、
冬は「推古天皇」みたいな、そんな企画力で様々な女の一生を描くみたいな…。

で、ある年は、一年の前半は源頼朝の視点で見た鎌倉幕府を描き、
後半は「北条義時」の視点で描く鎌倉幕府を描いたり…といった感じの…。

または、源頼朝は本当に落馬事故が元で死んだのか?なんていう疑問をなげかける
のも面白い。「吾妻鏡」には、謎な部分がたくさんあるそうですしね。
 
そんな工夫をしていかないと、マジで毎年毎年、戦国時代一辺倒になりそうで
コワヒです…

ということで、そろそろ「視聴率」だけで評価するのは、やめにしませんか?
 
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
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